珠玉のファンアート

 切り絵作家のカッパさんがX(旧:Twitter)に投稿している、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのカラー切り絵作品がどれもハイクオリティーで反響を集めています。特に「吉良吉影の切り絵作ってたら偶然にも影が川尻浩作」という写真投稿では、約17万いいねも獲得しています。2024年3月末にはジョジョファンアート展を開催予定である本人に、制作秘話を聞きました。

――切り絵を始めたきっかけを教えてください。

 娘を喜ばせようと思ったのがきっかけです。娘の好きなキャラクターをキャラ弁やマスコット、切り絵で作ってみたところ、切り絵が一番好評でした。10年くらい前から続けています。

――カラー切り絵は、どのような制作工程なのでしょうか?

 ざっくり説明すると、まずイラストをコピーしたものを黒画用紙に貼って切ります。線を切り出したら裏から和紙を貼って完成です。作品にもよりますが、1〜2か月で完成させています。大変なのは、複雑な色を表現するために色々な和紙を組み合わせることです。理想の和紙を見つけるためにさまざまなお店を回っています。

――2024年3月末にファンアート展を開催すると聞きました。

 今回、主催で展示会を企画しています。『ジョジョ』のファンアートをしている人たちの作品展示の機会と、『ジョジョ』ファンとの交流の場が欲しくて企画しました。会場は『ジョジョ』の聖地のひとつである「むかでや」さんです。ぜひ、多くの『ジョジョ』ファンの方に遊びに来て欲しいです。

「奇妙なファンアート展」
3/23 (土) 11:00~18:00
3/24 (日) 10:00~18:00
入場無料
会場:むかでや画廊 仙台市青葉区一番町3丁目11-10