「『今日は疲れたしカップラーメンで済まそうかな』って思うこと、みなさんありますよね? でも、夫はカップラーメンにすごく手間をかけるんです...」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■カップラーメンの麺は鍋で茹でる!?
私(43歳)の夫(54歳)にはちょっと変わった食習慣があります。
それは夫が仕事で深夜に帰宅するとき。
夫分の夕食はラップをかけて置いているのですが、彼は「一皿ずつ電子レンジでチンするのは面倒だから...」と食べません。
代わりに、夫は帰宅が遅い日はカップ麺を買ってきます。
早く寝るために夕食は簡単に済ませよう、ということなのでしょう。
しかし、夫はカップ麺の麺だけを鍋に入れてお湯を沸かして茹でるのです。
「カップ麺は油が多くて胃にもたれるから。ぼくは胃が弱いからね」
そう言う夫に、私は「確かに夫は胃腸が弱いし、まあそうかもね...」とその時は思いました。

■その食べ方、カップ麺である必要ある?
しかし、麺を茹でた後、夫は冷蔵庫から人参、玉ねぎ、キャベツ、モヤシなど次々と野菜を取り出します。
そして、ブロックで買っている豚肉を手際よくスライスします。
もともと夫は料理が好きなので、慣れた手つきで刻んだ野菜と肉を次々とフライパンに投入して炒め、味付けをします。
そして、器に茹でた麺を入れて、その上に炒めた野菜をトッピング。
さらにカップ麺に付いている液体スープや粉末スープもそのままは使いません。
添付のスープをお湯に入れた後に、鶏がらスープ、醤油、ごま油など様々な調味料を入れた特製スープを作って器に注ぎます。
それを美味しそうに食べるのです。
いくら料理に慣れていても、それだけ手をかけると、作り終えるのに15〜20分はかかります。
それでも夫は私に「カップ麺は作るのが楽だし、たまに食べたくなるんだよね!」と嬉しそうに言うのです。
それって「もはやカップ麺ではないのでは?」という気がするのですが...。
しかも、私が作った夕食は食べずに「自己流カップ麺」を食べるのです。
夫を見ながら「かえって手間がかかっているよ!」とか、「だったら夕飯をレンジで温めたほうが楽なのでは?」と思ってしまいます。
「せっかく今日は夫の好物を作ったのに『明日食べるよ』って何!?」と不思議と不満、両方の気持ちが芽生え、正直イラッとしてしまいます。