24日、中山競馬場で行われた第31回マーチステークス(4歳上・GIII・ダ1800m)は、中団追走から直線で一気に各馬を差し切った斎藤新騎手騎乗の7番人気ヴァルツァーシャル(牡5、美浦・高木登厩舎)が、逃げて直線では一旦後続を大きく離した4番人気ミトノオー(牡4、美浦・牧光二厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒7(良)。

 さらに3馬身差の3着に2番人気ペイシャエス(牡5、美浦・小西一男厩舎)が入った。なお、1番人気ブライアンセンス(牡4、美浦・斎藤誠厩舎)は6着に、3番人気ウェルカムニュース(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は13着に終わった。

 勝ったヴァルツァーシャルは、父マクフィ、母バイカターキン、その父エンパイアメーカーという血統。前走のポルックスSに続く2連勝で重賞初制覇を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆ヴァルツァーシャル(牡5)
騎手:斎藤新
厩舎:美浦・高木登
父:マクフィ
母:バイカターキン
母父:エンパイアメーカー
馬主:ウエスト.フォレスト.ステイブル
生産者:梅田牧場

【全着順】
1着 ヴァルツァーシャル 7人気
2着 ミトノオー 4人気
3着 ペイシャエス 2人気
4着 キタノヴィジョン 9人気
5着 ラインオブソウル 12人気
6着 ブライアンセンス 1人気
7着 ダノンブレット 11人気
8着 ゴールドハイアー 6人気
9着 ニューモニュメント 10人気
10着 クリノドラゴン 14人気
11着 キリンジ 8人気
12着 キタノリューオー 5人気
13着 ウェルカムニュース 3人気
14着 ホウオウルバン 13人気