◆西武1―4ソフトバンク(14日、ベルーナドーム)

 ソフトバンクが逃げ切って4連勝を飾った。今季初の同一カード3連勝。12球団最速で10勝に乗せ、パ・リーグ各球団との対戦を一回り終え、貯金を6とした。

 試合前まで打率9分1厘と絶不調の栗原にも復調の兆しが見えた。6回に21打席ぶりの安打となる中前打。8回にも中前打をマークした。

 小久保監督は対戦一回りまでは大きく打線をいじることなく、我慢の起用を続けてきた。この試合は今後の起用についても見極める一戦となっていた様子。指揮官は「練習はそんな悪くないなと思いながら見ていた。今日は内容も結果も求めているところがあったけど、非常にいい形。ちょっと(状態が)上がる兆しが見えたかなという打席には見えました。(入れ替えなども)当然ね、やっぱり競争の世界ですからね。でも、今日の内容を見て、このままもちろん(次カードの)札幌にも当然一緒に行きます」と説明した。