新人女優・幸澤沙良が主演を務めるかつてない法廷ドラマ『JKと六法全書』。

5月3日(金)に放送された第3話では、主人公と同じ学校に通う立花マイ(米倉れいあ)が、お金を配っているSNSのアカウントに自身の口座を教えた。マイは入金されたお金を返したものの、逮捕されてしまう事態に…。

◆知らないうちに犯罪者に…

主人公・桜木みやび(幸澤沙良)の同級生であるマイ(米倉)は、若者を応援するために無条件で2万円を配っている“人助けおじさん”というアカウントをSNSで見つける。

マイは怪しみつつも実際にお金が振り込まれたという投稿を信じ、“人助けおじさん”にコンタクトをとり、自身の口座番号を教えた。すると2万円ではなく200万円が振り込まれた。

マイが余分なお金を返したいとメッセージを送ると、「誤送金でした」「緊急の資金なので渋谷に17時に持って来ていただけませんか?」と返信が。相手はATMの1日の限度額は50万円のため、4回にわけて受け渡しを指示。お詫びとして毎回3万円を渡すと約束した。

指示通りお金を引き出して手渡したマイだったが、数日後、突然家に警察が訪ねてきて連行されてしまう。じつはマイの口座に振り込まれたのは詐欺で騙し取られたお金で、彼女は知らない間に“運び屋”として使われていたのだ。

マイの弁護を担当することになったみやびと早見新一郎(大東駿介)。

早見はみやびが事前に怪しいSNSについてマイに注意していたと知り、「やっちまったなJKB」と頭を抱える。そして「彼女は犯罪の可能性を知っていたことになる」「審判のときに不利になる」と説明した。

現実でも、SNSで「お金配ります」といった投稿は大量に出てくる。本人に悪気がなくても警察沙汰にまでなる第3話を見ていると、よりSNSの利用には注意が必要だと気を引き締めさせられた。