Jリーグは5月20日、J1第14節の鹿島アントラーズ対FC東京を開催。両者譲らず、1−1の痛み分けに終わった。
【PHOTO】鹿島の出場16選手&監督の採点・寸評。先制ヘッド弾の垣田を最高評価。名古は細かいミスが少なくなく…
 鹿島が幸先よく先制。6分、左サイドの敵陣深くでボールを受けた安西幸輝が、鋭いクロスを供給すると、これに反応した垣田裕暉がヘディングで合わせてネットを揺らした。

 FC東京も反撃に出る。28分にペナルティエリア内でディエゴ・オリヴェイラが関川郁万に倒されてPKを獲得。これをキッカーのD・オリヴェイラがゴール右下に流し込み、同点に追いついた。

 その後も一進一退の攻防が繰り広げられるなか、お互いにチャンスを決め切れず、このまま終了。鹿島の連勝は5でストップ、FC東京は2戦負けなしとなった。
 
▼鹿島のチーム採点「6」
 クラブ史上初となる6試合連続のクリーンシート勝利を目ざしたが、その夢がもろくも絶たれた。立ち上がりの6分、アカデミー出身FWの垣田裕暉が素晴らしいヘッドを叩き込み、先手を取るも28分に振り出しに戻された。

「(不可解な判定による)PKを決められ、少し動揺したところがあったが、選手たちには審判に目を向けるのではなく、自分たちに目を向けてしっかりプレーしようと伝えた。選手同士で声を掛け合っていたし、大きく崩れなかったのは良かったこと」(岩政大樹監督)

 6連続クリーンシートは途絶えたものの、6連勝がかかる鹿島は最後まで攻め立てた。しかしFC東京の牙城を切り崩せずに終わった。負けたわけではない。だが、モヤモヤした感情をぬぐえないままのドロー決着となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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