オランダメディア『voetbalprimeur』は1日、同メディアによるエールディヴィジ第27節のベストイレブンを発表。AZに所属するDF菅原由勢と、NECに所属するMF佐野航大が選出されている。


 30日と31日に各地で行われた今節、日本代表帰りの菅原由勢はフィテッセ戦に右サイドバックとして先発フル出場すると、53分には今シーズン6アシスト目を記録した。4試合連続のゴール関与となり、AZの3連勝に大きく貢献。『voetbalprimeur』による週間ベストイレブンに3週連続で選出された同選手は、「スガワラはAZに翼を与えてくれる選手だ。6アシスト目を記録し、2−0で勝利したフィテッセ戦で、攻撃面における自身の大きな価値を証明した。エールディヴィジの他クラブのサイドバックや同クラブの選手で、この数字に匹敵する選手はいない」と大絶賛を浴びた。


 また、NECの佐野航大も今節のベストイレブンに名を連ねている。エールディヴィジ前半戦の17試合全勝、前節終了時点で26戦無敗と向かう所敵なしだったPSVと対戦し、先発フル出場した同選手が決勝点をマーク。国内無敵のPSVに初黒星をつけるゴールを決めた佐野は「20歳の日本人選手はウィンターブレイク明けのNECの新星である。走力とモビリティを備えたサノは誰にも止められず、負かしたPSVに打撃を与えていた」と賛辞を受けている。


 週間ベストイレブンは以下の通り。


▼GK

ヤスパー・シレッセン(NEC)

▼DF

菅原由勢(AZ)

ゲリット・ナウバー(ゴーアヘッド・イーグルス)

ダヴィド・ハンツコ(フェイエノールト)

▼MF

ダニ・デ・ウィット(AZ)

アルノ・フェルシューレン(スパルタ・ロッテルダム)

ペッレ・クレメント(スパルタ・ロッテルダム)

佐野航大(NEC)

▼FW

イゴール・パイシャオン(フェイエノールト)

トビアス・ローリッセン(スパルタ・ロッテルダム)

チュバ・アクポム(アヤックス)