エールディヴィジは5日、3月のチーム・オブ・ザ・マンス(月間ベストイレブン)を発表。AZに所属している日本代表DF菅原由勢が同リストに名を連ねた。


 3月のエールディヴィジはインターナショナルマッチウィークを挟んだ関係で4試合のみの開催となった。菅原は右サイドバックとして全4試合に先発出場し、3ゴール2アシストを記録。初陣となった2日の第24節のスパルタ・ロッテルダム戦(△1−1)では、三戸舜介と斉藤光毅がスタメン出場していたチームを相手に、ボックス右からグラウンダーの一撃を突き刺して先制点を決める。続く10日の第25節エクセルシオール戦(○4−0)では、1点リードで迎えた25分にギリシャ代表FWヴァンゲリス・パヴリディスのゴールをアシスト。17日開催の第26節フォレンダム戦(○4−0)では、1点リードで迎えた30分に自身の放ったシュートがディフレクションしてゴールに吸い込まれると、76分にもペナルティエリア手前やや左寄りの位置からフリーキックをニア上に叩き込む。30日の第27節フィテッセ戦(○2−0)では、53分にコーナーキックでオランダ人MFダニ・デ・ウィットの先制ゴールを演出した。


 AZは3月のエールディヴィジで3勝1分と好調をキープ。計5ゴールに直接関与し、その原動力となった菅原は、昨年10月以来、今季4度目の月間ベストイレブンに輝いた。


 また、AZからは菅原以外にも3名が選出。菅原と共に最終ラインを支えたU−21オランダ代表DFヴァウテル・フース、元オランダ代表DFリーシェドリー・バズールに加え、菅原と右サイドでコンビを組み、右ウイングのポジションで2ゴール2アシストを記録したオランダ人FWスフェン・マイナンスが選ばれた。


 3月のエールディヴィジ月間ベストイレブンは下記の通り。


◆■エールディヴィジ チーム・オブ・ザ・マンス(3月)

※()内は所属クラブ/国籍


▼GK

ジェフリー・デ・ランゲ(ゴー・アヘッド・イーグルス/オランダ)


▼DF

マッツ・ケーレルト(ヘーレンフェーン/ドイツ)

ヴァウテル・フース(AZ/オランダ)

リーシェドリー・バズール(AZ/オランダ)

菅原由勢(AZ/日本)


▼MF

ペッレ・クレメント(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)

オーウザン・オジャクプ(フォルトゥナ・シッタート/トルコ)

ミシェル・フラップ(トゥウェンテ/オランダ)


▼FW

アルノ・フェルシューレン(スパルタ・ロッテルダム/ベルギー)

スフェン・マイナンス(AZ/オランダ)

カイ・シーアハウス(フォルトゥナ・シッタート/オランダ)



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