2024明治安田J1リーグ第7節が6日と7日に行われた。


 首位のFC町田ゼルビアは、敵地で川崎フロンターレと対戦。32分にU−23日本代表FW藤尾翔太が先制点を挙げると、71分にGK谷晃生の一発退場で数的不利となる。それでも、10人で逃げ切りに成功し、2試合ぶりの白星を挙げた。


 無敗のサンフレッチェ広島は、大橋祐紀が古巣を相手に2ゴールを記録し、湘南ベルマーレを撃破。広島と勝ち点で並ぶセレッソ大阪も、レオ・セアラの1点でアルビレックス新潟を破り、こちらも無敗をキープした。


 昨シーズンの優勝を争った王者ヴィッセル神戸と2位横浜F・マリノスが激突。後半開始早々にアンデルソン・ロペスが先制点を挙げた横浜FMは、66分に追いつかれる。それでも75分にヤン・マテウスが相手GK前川黛也の一発レッドカードを誘って数的有利を得ると、83分にヤン・マテウスが見事なコントロールショットを叩き込み、横浜FMが2−1で競り勝った。


 ホームにサガン鳥栖を迎えた浦和は、チアゴ・サンタナの3試合連続ゴールで幸先よく先制すると、後半には松尾佑介と大久保智明がリードを広げ、3−0で快勝した。


 札幌は“バンディエラ”宮澤裕樹が挙げた1点を守り切り、ガンバ大阪を撃破。待望の今季初勝利を挙げた。G大阪はクラブ史上初となる開幕6戦無敗とはならなかった。


 ジュビロ磐田は京都サンガF.C.に3−0で快勝した。新加入のマテウス・ペイショットがJリーグ初ゴールを含む2ゴールを挙げ、加入後初先発の西久保駿介も1ゴール1アシストと躍動。磐田は今季初の連勝となった。


『国立競技場』では、FC東京と鹿島アントラーズが対戦。55分に仲川輝人の今季初ゴールで先制したFC東京は、試合終了間際に原川力がダメ押しの追加点を奪い、2−0で勝利した。FC東京は2連勝、鹿島は2連敗となった。


 今節の試合結果と順位表、今後の対戦カードは以下のとおり。


◆■第7節

▼4月6日(土)

北海道コンサドーレ札幌 1−0 ガンバ大阪


▼4月7日(日)

東京ヴェルディ 1−1 柏レイソル

アルビレックス新潟 0−1 セレッソ大阪

京都サンガF.C. 0−3 ジュビロ磐田

ヴィッセル神戸 1−2 横浜F・マリノス

サンフレッチェ広島 2−0 湘南ベルマーレ

浦和レッズ 3−0 サガン鳥栖

川崎フロンターレ 0−1 FC町田ゼルビア

名古屋グランパス 0−0 アビスパ福岡

FC東京 2−0 鹿島アントラーズ


◆■順位表

※()内は勝ち点/得失点差


1位 町田(16/+5)

2位 広島(15/+9)

3位 C大阪(15/+6)

4位 神戸(11/+6)

5位 浦和(11/+2)

6位 FC東京(11/+1)

7位 横浜FM(10/+1)※1試合未消化

8位 鹿島(10/+1)

9位 柏(10/0)

10位 名古屋(10/−1)

11位 磐田(9/+1)

12位 G大阪(9/+1)※1試合未消化

13位 福岡(9/−1)

14位 新潟(8/−2)

15位 川崎F(7/0)

16位 東京V(7/−1)

17位 京都(6/−4)

18位 湘南(5/−5)

19位 鳥栖(4/−8)

20位 札幌(4/−11)


◆■今後の対戦カード

【第3節延期分】

▼4月10日(水)

19:00 横浜FM vs G大阪


【第8節】

▼4月12日(金)

19:00 柏 vs 浦和


▼4月13日(土)

14:00 横浜FM vs 湘南

14:00 新潟 vs 札幌

14:00 磐田 vs 名古屋

14:00 福岡 vs 広島

15:00 鹿島 vs 京都

15:00 町田 vs 神戸

15:00 C大阪 vs 川崎F

16:00 東京V vs FC東京


▼4月14日(日)

15:00 G大阪 vs 鳥栖