無傷の5連勝、防御率0.48の大竹

阪神・大竹耕太郎と巨人・グリフィンのインフォグラフィック


阪神・大竹耕太郎が27日の巨人戦(甲子園)に先発する。今季ここまで6試合登板で無傷の5連勝、防御率0.48をマーク。ソフトバンク時代も含めて初の巨人戦登板となる。

ストレートは平均140.7キロとそれほど速くないものの、変化球はチェンジアップ、ツーシーム、カットボール、スライダー、カーブ、フォークと多彩。丁寧にコーナーを突く投球で与四球率0.72を誇る。

前回20日の広島戦は味方の援護に恵まれず勝ち星こそつかなかったものの、7回無失点の好投。そこから中6日で状態に不安はないだろう。

首位を快走する阪神の屋台骨を支える一人。現役ドラフトで加入した左腕がどこまで連勝記録を伸ばすかにも注目が集まる。

奪三振率、与四球率とも高いグリフィン

一方、巨人の先発はフォスター・グリフィン。来日1年目の今季は開幕ローテーション入りし、8試合に登板して4勝1敗、防御率2.68。阪神戦は初登板となる。

左腕から投げ込むストレートは平均146.5キロ。奪三振率9.00、与四球率1.72とともに高い数値を示している。

首位・阪神を追撃する上で負けられない一戦。相手先発が大竹ということもあり、グリフィンが試合を作ることは絶対条件と言えそうだ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
中日・松葉貴大−DeNA・T.バウアー(バンテリンドーム)
広島・森下暢仁−ヤクルト・D.ピーターズ(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
楽天・松井友飛−日本ハム・鈴木健矢(楽天モバイル)
西武・髙橋光成−オリックス・山﨑福也(ベルーナドーム)
ソフトバンク・石川柊太−ロッテ・種市篤暉(PayPayドーム)

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