元サッカー日本代表でタレントの武田修宏(56)が、7日までに自身のブログを更新。5日に85歳で死去した母校・清水東高サッカー部監督の勝沢要さんを追悼した。

 勝沢さんとの写真を添えて「勝沢要先生の訃報に接し心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した武田。「先生は清水東高校時代 私にとって一人の教師ではなく 人生の師でありました」とつづった。

 「1982年に全国制覇を成し遂げた清水東高校サッカー部の活躍に感銘を受け 自らもその門を叩く決意を固めました 浜松出身の私が地元を離れての厳しい環境の中 勝沢先生は常に“自信を持って逆境に勝て”と励ましてくださいました」と当時を回顧。「その言葉は今も私の座右の銘として心に刻まれています」と明かした。

 「人間が成長しない限りサッカーは上手くならない」という勝沢さんの教えを振り返り、「勝沢先生は文武両道を掲げて人間形成にも力を入れていらっしゃいました 清水東高校での学びは私の人生の土台となっています」と感謝を込め「19歳で日本代表としてソウルオリンピックに出場した際も試合前夜に先生へ感謝の電話をしました その時の温かい激励の言葉に感動し涙が止まりませんでした」としみじみ。「清水東高校および静岡県サッカー そしてサッカー界への長年の貢献に深く感謝申し上げるとともに先生に教えていただいたことを胸に これからもサッカーの発展のために尽力して参ります」と決意を新たにした。