宮城県大崎市の牧場で、畜産農家からウシを預かって放し飼いにする「放牧」が始まりました。

大崎市営の鳴子放牧場には、市内の畜産農家から黒毛和種の繁殖牛およそ50頭が預けられ、80ヘクタールほどの草原に放たれました。

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放牧は、ウシのストレスや運動不足を解消し安産になる効果があります。また、円安などの影響でウシの飼料が高騰していることから、畜産農家からはエサ代の節約になるとの声が聞かれました。

放牧した畜産農家:
「(エサ代が)何十万単位で変わってくると思う、飼料代が倍以上になっているのでその分減るので助かる」

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「楽しそうに走っているのでいいなと思う。ほかのウシと仲良く過ごしてもらえればと思う」

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こちらの放牧場では11月上旬まで放牧を行っており、毎年およそ100頭が預けられています。