勝利したシナー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は8日にシングル2回戦が行われ、第3シードのJ・シナー(イタリア)が世界ランク99位のT・コキナキス(オーストラリア)に6-3, 6-0のストレートで完勝し3回戦進出を果たすとともに、昨年から続くマッチ連勝記録を16に伸ばした。

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22歳で同3位のシナーは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初タイトルを獲得。

勢いそのままに先月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)でも優勝し、今季は12戦負けなし。連勝は昨年から継続しており、マッチ15連勝で今大会を迎えた。

シナーが同大会に出場するのは4年連続4度目で、昨年の4強が最高成績となっている。

シード勢は1回戦免除のため2回戦から登場となったシナーはこの日、ファーストサービス時に76パーセントの確率でポイントを獲得しコキナキスにブレークを与えず、リターンゲームでは4度のブレークに成功。第2セットは1ゲームも失わない完璧な内容で、4年連続の3回戦に駒を進めた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはシナーのコメントが掲載されている。

「常に次から次へと目標を設定し、1つの目標を達成したら、次の目標に向かって努力することができる」

「僕はまだ多くのことを改善しなければならないと感じているんだ。コートをはじめ、サービスも改善させなければならないし、ゲームを組み立てようと努力している。ここに来る前にジムでたくさんトレーニングした。これらのことが、より良いプレーをするための原動力になっている。そしてそれをコート上で示すことが出来るよう願っている」

勝利したシナーは3回戦で第25シードのJ・シュトルフ(ドイツ)と同35位のB・チョリッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。

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