デビスカップでのティーム
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで元世界ランク3位のD・ティーム(オーストリア)は27日にSNSを更新し右手首の痛みが再発したことを公表した。

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30歳のティームはツアー17勝をあげており、2020年には全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)も制覇。世界ランクは最高3位を記録しトップ選手として君臨し続けていた。

しかし、2021年6月のマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)で右手首を負傷し途中棄権するとキャリアが暗転。リハビリを行いつつシーズンを終了させると、翌2022年に復帰を果たした。

その後は思うような勝ち星に恵まれず、現在世界ランクは90位となっている。

ティームはチャレンジャー大会を中心に3月は予定を組んでいたが、今週のナポリ・チャレンジャー(イタリア/ナポリ、クレー、ATPチャレンジャー)は欠場。その理由として、2021年の右手首の負傷が再発したと明かした。

「僕は全豪オープンの後、父と一緒に練習を再開したんだ。だから、若い頃のように、激しい練習、ストローク、コートに立つ時間を増やした」

「けれど、残念なことに(3月上旬の)ハンガリーでのチャレンジャーの少し前に手首にまた問題が出てきた。3年前にけがから復帰した直後にも悩まされた、カチカチという音がまたするようになったんだ。この奇妙な感覚が戻ってきて、ここ数週間で痛みに変わった」

「軽い炎症があり、それが今週のナポリ・チャレンジャーを棄権した理由だ。今の状況は、少し練習のボリュームを下げている。エストリルに行ける可能性が高いから、練習時間を少し短くしているんだ」

ティームは早期復帰を予定しており、4月1日に開幕するミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、クレー、ATP250)に出場したいと明かしている。

苦しむ元世界3位。全米オープン以降はタイトルを獲得することはできていないが、復活した姿を見たい。

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