去就が注目されている

リヴァプールはプレミアリーグ第30節でブライトンと対戦し、2-1の勝利を収めた。

アーセナルとマンチェスター・シティの直接対決が引き分けに終わったため、勝ち点を67まで伸ばしたリヴァプールが首位に浮上。2位は勝ち点65のアーセナル、そして3位のシティが勝ち点64という並びに変わった。

この試合開始早々の2分にダニー・ウェルベックに先制ゴールを許し、1点を追いかける形になったリヴァプールだったが、ルイス・ディアス、モハメド・サラーのゴールで逆転に成功。2-1で逆転勝利を飾った。

そんななか、指揮官のユルゲン・クロップはブライトンの指揮官ロベルト・デ・ゼルビを試合後に絶賛した。

「私はデ・ゼルビにサッカー界をひっくり返し続けるように言った。私は少し離れたところから見ているだろう。私は彼のやっていることをとても尊敬している。彼のやったことは信じられないことだ。ブライトンはアレクシス・マクアリスターとモイセス・カイセドを失った。負傷者も多いが、彼はこのようなチームをまとめていた。素晴らしい仕事だ」(英『BBC』より)

昨シーズン大きく飛躍したブライトンは昨夏にマクアリスターとカイセドという2人の失い、三笘薫など主力選手の怪我が多いシーズンを送っているが、この試合でもブライトンらしさを発揮し、リヴァプールを苦しめた。昨季から戦力ダウンしたものの、今季も人々を魅了するサッカーを見せている。

そんなデ・ゼルビはクロップ退任後のリヴァプールの指揮官候補に挙げられている監督の1人だ。他にもバイエルンやバルセロナといったクラブも次期指揮官として狙っており、今夏の去就が注目されている。