勝利を呼び込む同点ゴール

7日(現地時間)、日本代表DF板倉滉の所属するボルシアMGはブンデスリーガ第28節でヴォルフスブルクと敵地で対戦し、3-1で勝利した。板倉はこの試合に先発出場し、52分に同点ゴールをマークした。

MFユリアン・ヴァイグルとともにダブルボランチを組んだ板倉は、0-1とリードされてた52分に相手ペナルティ外でボールを持つと、そこから右足を振り抜いて迷わずミドルシュート。このシュートが相手選手に当たって軌道が変わってそのままゴールネットに吸い込まれ、ボルシアMGが1-1の同点に追いつく。

板倉のゴールで勢いを取り戻したボルシアMGは、その後58分にMFナタン・ングム、88分にMFロッコ・ライツがぞれぞれゴールを決め、3-1で勝利。2月24日に行われたブンデスリーガ第23節ボーフム戦以来となる勝ち点3を獲得した。

この試合の後、ドイツ紙『Bild』はボルシアMGの各選手のパフォーマンスについて6段階評価(1が最高、6が最低)での採点結果を発表し、板倉にはチーム最高タイとなる評価点2を与えるとともに、勝利に大きく貢献していたとする寸評も掲載している。

「この試合ではボランチとしてプレイし、チームに安定感をもたらしていた。自身の今季5ゴール目が同点ゴールとなった」

ヴォルフスブルク戦での勝利で順位を11位へ上げたボルシアMGは、13日にボルシア・ドルトムントとの対戦に臨む。ボルシアMGとしては、逆転勝ちで得た勢いに乗って今季初となるリーグ戦2連勝を狙いたいところだろう。