人気に応えたバスターコール

 4日の東京6R・2歳新馬(芝1400メートル)は、ルーラーシップ産駒のバスターコール(牡・田村)が接戦を制してデビュー勝ちを決めた。勝ち時計は1分22秒3(稍重)。

 大外枠だったが好スタートを切ると道中はハナに立つ競馬を選択。直線では好位でマークしていた2着ピックアチェリーと3着ジュントネフが襲い掛かってきたが、最後まで抜かせることなくクビ差で勝利を手にした。

 土曜5R(シュトラウス)→日曜5R(ボンドガール)に続いてこの世代の新馬戦3連勝となったレーンは「枠が外でポジションを取りに行くところで脚を使ってしまったので心配だったものの、先頭を取ったらリズム良く運べた。最後は心配だったが、いい勝負になった」と振り返った。

 田村調教師は「能力が高くデキも良かった。普段は調教で促さなくてもタイムが出てしまうので叩き合いが心配だったが、内と外から寄られても抜かせなかった。根性があってタフなところを見せてくれた。入厩時からモノが違うと感じていたが、競走馬としての資質がすごいね」と終始満足げな様子だった。

著者:東スポ競馬編集部