21年のチャンピオンズCを制したテーオーケインズ
21年のチャンピオンズCを制したテーオーケインズ

 チャンピオンズC(2021年)など、ダートGⅠ(JpnⅠ)を3勝し、21年度のJRA賞「最優秀ダートホース」にも輝いたテーオーケインズ(牡6・高柳大)が8日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退した。

 本年のチャンピオンズC前に年内での引退がすでにアナウンスされており、同レース(4着)後は東京大賞典に向かうかどうかが注目されていたが、そのまま現役を退く形となった。

 今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬になる予定。

 テーオーケインズは父シニスターミニスター、母マキシムカフェ(その父マンハッタンカフェ)の血統で、2019年10月にデビュー。2021年のGⅢアンタレスSで重賞初勝利を決めると、同年は帝王賞、チャンピオンズCとGⅠ(JpnⅠ)を2勝。その後も22年のJBCクラシックを勝つなど、ダート界のトップホースとして活躍した。

 JRA通算成績は15戦8勝(うち重賞3勝)、地方競馬での通算成績は8戦2勝(ともに重賞)、海外は2戦0勝の戦績だった。

著者:東スポ競馬編集部