タスティエーラ(手前)とソールオリエンス(赤帽)が再激突
タスティエーラ(手前)とソールオリエンス(赤帽)が再激突

大阪杯2024

[GⅠ大阪杯=2024年3月31日(日曜)阪神競馬場、芝内2000メートル]

 31日に阪神競馬場で行われる第68回GⅠ大阪杯(芝内2000メートル)の登録馬が17日、発表された。ドバイワールドカップデーと日程が重なったことでメンバーが分散したが、どの馬にもチャンスがありそうな多彩な顔触れとなった。

 主役候補筆頭は昨年のダービー馬タスティエーラ。皐月賞2着、ダービー1着、菊花賞2着と3冠でパーフェクト連対を果たした世代牡馬トップの実力馬。直線で不利のあった有馬記念こそ6着の成績に終わったが、復権の期待が懸かる今年初戦で好発進をと意気込む。

 同世代の皐月賞馬ソールオリエンスも参戦。ダービー2着、菊花賞3着、さらには有馬記念8着とタスティエーラには後塵を拝しているだけに、ここでリベンジを果たし、4歳世代の力をアピールできるか。

 一昨年の皐月賞馬ジオグリフが復調ムードにある。昨年は春の中東遠征でのダート挑戦など、思うような走りができなかったが、今年初戦の中山記念3着の内容にはスランプ脱出の光が見えた。ほかではオールカマー優勝のローシャムパーク、チャレンジC優勝のベラジオオペラ、京都記念優勝のプラダリアなどが初のGⅠタイトルを虎視眈々と狙っている。

【大阪杯登録馬】主役は昨年のダービー覇者タスティエーラ 2頭の皐月賞馬ソールオリエンス&ジオグリフが牙をむく

著者:東スポ競馬編集部