【日経賞追い切り】２年連続〝銀メダル〟のボッケリーニはパワフルな動き　池江調教師「８歳になりますがどんどん良くなっています」

日経賞2024

［ＧⅡ日経賞＝２０２４年３月２３日（土曜）中山競馬場、芝内２５００メートル］

〈栗東〉重賞で３勝を挙げているボッケリーニだが、前２年はいずれも悔しい銀メダル。３度目の正直でリベンジＶなるか、その走りに注目が集まる。総仕上げは坂路で単走。集中した走りで軽快にラップを刻み、ラスト１ハロンで鞍上が促すとパワフルに加速した（４ハロン５４・０ー１２・０秒）。体にも張りがあり、状態は高いレベルで安定している。

　池江調教師は「先週ウッドで長めにやって動けていましたし、当週は上がり重点で。道悪も全然問題ありません。８歳になりますが、馬はどんどん良くなっていますね」と好感触を伝えた。

マイネルウィルトス好仕上がり

　アメリカＪＣＣ５着からの臨戦となるマイネルウィルトスは坂路で単走。先週しっかり負荷をかけているため、直前はサッと。キビキビとした脚取りで好仕上がりを印象付けた（４ハロン５２・１ー１２・５秒）。宮調教師「メッキリハッキリやったわけではないけど、それでも時計が出た。ここまでイメージ通りの調整ができている」。

著者：東スポ競馬編集部