好気配のウインマーベル(左)
好気配のウインマーベル(左)

高松宮記念2024

[GⅠ高松宮記念=2024年3月24日(日曜)中京競馬場、芝1200メートル]

〈美浦〉阪神カップ→阪急杯を連勝して堂々の出陣となるウインマーベルはウッドで3歳1勝クラスと併せ馬。道中は楽な手応えで追いつくとラスト1ハロンは11・2秒(6ハロン84・9秒)をマークした。馬なりの調整ながら、直線までの前進気勢も含めて好印象だ。

「昨年は天候なども含めてついていない条件での競馬になりました。今週は輸送もあるので無理はしない予定でしたが、いい時計でしたし、競馬に向けて馬はできたのかなという感じがします」と深山調教師。悲願のGⅠ制覇に向けて準備は万端だ。

 キャリア初のスプリント戦に挑むウインカーネリアンは三浦を背に南ウッドで単走。道中の折り合いはスムーズで、最後まで楽な手応えのまま力強くゴール板を駆け抜けた(6ハロン84・7―11・5秒)。

 鹿戸調教師「先週にしっかりと負荷をかけたので直前は軽めで。騎手の感触が良かったし、距離にもうまく対応できるはず」

著者:東スポ競馬編集部