京浜盃を制したサントノーレ
京浜盃を制したサントノーレ

京浜盃2024

[JpnⅡ京浜盃=2024年3月20日(水曜)大井競馬場、ダート1700メートル]

 大井競馬場で20日に行われたJpnⅡ「第47回京浜盃」(ダート1700メートル)は、単勝3番人気のサントノーレ(牡3・荒山勝)が制した。好スタートから好位を確保、4角で先頭に並びかけると、直線では後続を突き放し、2着のJRAアンモシエラに7馬身差をつける圧勝でダートグレード重賞初Vを飾った。勝ち時計は1分48秒7(良)。1番人気のJRAハビレは3着だった。

 ホッカイドウでのデビューからコンビを続けてきた服部茂は「やっとJRA勢に勝てました。前回よりも馬の調子は良くなっていた。1コーナーで馬の気が入っていて前を追いかけそうになったけど、そこからはリズム良く走れました。気分良く3、4コーナーを回ってくれたので、最後は頑張ってくれると思って乗っていました」と笑顔で振り返った。

 管理する荒山勝調教師は「交流重賞でも活躍していた馬なので、結果を出さないといけないとレースに臨みました。あそこまで圧勝するとは思わなかったですね。メイチではなくちょうどいい状態でした。馬の状態を見てですけど、(羽田盃に)行く予定です。強いJRA勢がくるので肩を並べられるよう、また次も挑みたい」と話した。

 次走は3歳ダート3冠の第一弾・JpnⅠ「羽田盃」(4月24日・大井)の予定。

著者:東スポ競馬編集部