桜花賞2024
[GⅠ桜花賞=2024年4月7日(日曜)3歳牝、阪神競馬場・芝外1600メートル]
無傷の4連勝を目指した2歳女王アスコリピチェーノは、3/4馬身差2着に破れた。勝ち馬との差が〝象徴的〟に表れたのは直線入り口。内からステレンボッシュからはじかれるように、外に押しのけられたあの場面だ。鞍上の北村宏は「思ったよりもスピードに乗れず。うまく態勢を整えて進めましたが、4角で少し手応えが苦しくなったところで勝ち馬に割って出られました」とワンシーンを振り返った。
黒岩調教師は「スタートは速くなかったですが、取るべき位置を取って折り合えました。ジョッキーはうまく乗ってくれましたが、勝ち馬がそれ以上にうまくさばいていました。それでも力を示せたと思いますし、巻き返したいです」とリベンジを誓っていた。
著者:東スポ競馬編集部