陣営の思惑通りに仕上がったレガレイラ(左)
陣営の思惑通りに仕上がったレガレイラ(左)

皐月賞2024

[GⅠ皐月賞=2024年4月14日(日曜)3歳、中山競馬場、芝内2000メートル]

<美浦>76年ぶりとなる牝馬による皐月賞制覇を狙うレガレイラ。最終追いは南ウッドで古馬3勝クラスを2馬身追走でスタートした。4角で内から並びかけると、直線追いすがる僚馬を尻目に引っ張り切りの手応えで半馬身先着。タイムは6ハロン83・8―11・3秒と手控えられたが、これは前走時と寸分たがわぬ数字。1週前には同5ハロン66・0―10・9秒という好時計をマークしており、まさに“青写真通り”とみていい。

 楠助手は「毛ヅヤやカイバ食いなど、健康状態も良好です。前走(ホープフルS=1着)は最後いい脚でしたけど、ゲートを出た後の進みっぷりが悪かったので、中間そのあたりを意識して調教してきました。引き続き舞台も同じですし、スタート後の走りが良くなれば、競馬の質もさらに上がると思うので」と前向きだった。

著者:東スポ競馬編集部