■夏と冬は…“つきしらず”
実は、夏と冬にも呼び名があります。季節になぞらえてということではなく、言葉遊びです。
おはぎはもち米をすりつぶして作るので、もちつきの音がしません。そこから、昔の風流な言葉遊びで“つきしらず”と呼ばれるようになりました。
そして、夏は「着き知らず」。夜は暗くて船がいつ着いたのか分からないためで「夜船(よふね)」。
冬は「月知らず」。冬の時期は北の窓からは月が見えないため「北窓(きたまど)」と呼ぶそうです。
(スーパーJチャンネル「なるほど!ハテナ」2024年4月22日放送)