日本サッカー界にとっても大きな影響が出る可能性がありそうだ。

アントニオ・コンテ監督が退任して以降、新監督を探し続けているトッテナム。シーズンを8位で終え、来シーズンのヨーロッパカップ戦出場権を掴めなかった。

新監督候補もルイス・エンリケ氏やユリアン・ナーゲルスマン氏、ロベルト・デ・ゼルビ氏、マウリシオ・ポチェッティーノ氏などがいたが全てなし。最有力と見られたフェイエノールトのアルネ・スロット監督もクラブと契約延長。ことごとく上手く行っていない。

そんな中、浮上したのがセルティックのアンジェ・ポステコグルー監督。トッテナムは招へいに大きく近づいているという。

スコットランド『サン』によると、トッテナムは来週にも招へいを発表すると報道。さらに、セルティックは引き留めを諦めたとし、後任探しを始めたとした。

2021年夏に横浜F・マリノスの監督を退任し、セルティックの指揮を執ると、日本代表FW古橋亨梧をヴィッセル神戸から獲得。その古橋が初の欧州挑戦ながらゴールを量産。1月にはFW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介を獲得。1年目でスコティッシュ・プレミアシップ優勝を果たした。

2年目を迎えた今シーズンも、リーグ戦で独走。古橋はリーグ得点王の活躍を見せると、リーグカップもすでに制しており2冠が確定。スコティッシュFAカップ決勝が控えており、国内3冠の可能性がある。

冬には横浜F・マリノスDF岩田智輝、ヴィッセル神戸DF小林友希を獲得するなど、日本人選手にとってヨーロッパの新たな玄関口となっているセルティック。ただ、ポステコグルー監督が退任となれば、その路線にも陰りが出る可能性が高い。

残り契約も1年となっており、違約金も問題はない見込み。そのため、セルティックは後任監督を探し、ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督の招へいに動いているという。

ダニエル・レヴィ会長の下に入った中で、どのような戦略が生まれるのか。日本人がトッテナムに移籍することはあるのか。動きに注目が集まる。

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