忙しい朝のお助けメニュー♪さっと作れる！ 卵を使ったお手軽時短レシピ8選

短時間に完成する卵料理は、時間がない朝ごはんにはぴったりです。シンプルに卵のおいしさを味わうようなメニューも多く、手軽に作れるのがイイですよね。卵は味つけや合わせる食材もあまり選ばないので、お好みでアレンジすれば、同じメニューでもバリエーションが増やせますよ♪

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

朝ごはんによく登場する食材といえば、卵。栄養価が高く、切らさないように冷蔵庫に常備しているおうちも多いのではないでしょうか。

ゆでたり、炒めたり、生食だってできる卵は、さまざまな食べ方ができるのが魅力。シンプルに卵だけ食べてもおいしいくらいなので、時間がないときにでも短時間で一品完成できるのがイイですよね。

卵はうまみだけでなく、ふんわり食感を作ったり、固めたり、つなぎになったりと、料理に使う際にはさまざまな役割もしてくれます。多様な目的で活用されますが、今回は卵をメインにして使う、朝ごはんにぴったりのレシピをピックアップしました。

普段よく作るような定番のものも多いですが、ちょっと味つけを変えたり、具材を変えるだけでレパートリーも増やせるので、朝ごはんのアイデアの参考にしてくださいね♪

卵を使った主食レシピ

目玉焼き丼

朝ごはんの卵料理の定番メニューともいえる目玉焼き。これをごはんの上にのせる目玉焼き丼は、ひとつのジャンルとして人気があります。

実は、我が家の娘は目玉焼きが大好きで、特に目玉焼き丼は至高の食べ物だと思っています。教えたわけではないのに、いつの間にか目玉焼きをごはんの上にのせて食べるようになっていました。

目玉焼きは好みが分かれるメニューですよね。黄身の固さ、焼き方にもこだわりがあったり、家族の中でも意見が分かれることも多いのではないでしょうか。

蒸し焼き

水を加えて蓋をして焼く。ふんわりやわらかな仕上がりになり、短時間で火が通る。

カリカリ焼き

蓋をしないまま焼き上げる。じっくり焼くので時間はかかるが、底がカリカリでも黄身を半熟に仕上げることができる。

両面焼き

途中でひっくり返して両面を焼く。しっかり表面に火が入るので崩れにくい。

それぞれに食感やかかる時間などの違いがありますが、火加減や焼き時間で黄身の固さを調整できます。目玉焼きといっても、仕上がり次第でかなり違いが出るので、お好みの焼き方を見つけてみるのもイイですね♪

バーコンエッグの目玉焼き丼の作り方

① フライパンをよく温め、油を引いて卵を割り入れて焼く。ベーコンを食べやすい大きさに切って一緒にカリカリに焼く。

② 器にご飯を盛りつけ、千切りキャベツをのせる。

③ 目玉焼きとベーコンをのせる。

④ 同じフライパンにバター（5g）とめんつゆ（3倍濃縮大さじ1〜2）を入れて溶かし、目玉焼きの上に回しかける。

タレはシンプルに塩こしょうでも、しょう油でもOK！

黄身のトロトロがなんとも言えないですよね〜。卵かけご飯とはまた違った味わいの目玉焼き丼。食感の違いが楽しめます。

目玉焼きは朝食の定番中の定番ですが、その魅力はさまざまな食材と合わせられること。ご飯でもパンでも合うので、おかずとしてはもちろん、おにぎりやサンドイッチの具材として使ったりもできます。

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カルボナーラ風オートミールリゾット

ヘルシー食材として注目のオートミールを使ったリゾット。さまざまな味つけ方法がありますが、卵を使うならカルボナーラ風に。とろとろの卵を混ぜて召し上がれ♪

材料（1人分）

・卵の黄身……1個分

・オートミール……30g

・ベーコン……20g

・牛乳……150ml

・とろけるチーズ……20g

・にんにく……1/2片

・オリーブオイル……小さじ1

・塩……適量

・ブラックペッパー……適量

作り方

① みじん切りにしたにんにくをオリーブオイルで炒める。

② ベーコンを1cm幅にカットして加え、カリカリに炒める。

③ オートミール、牛乳を加えて煮る。

④ とろみが出てきたらとろけるチーズを加えて煮る。

⑤ 水分が少なくなったら塩で味を調える。

⑥ 器に盛りつけ、黄身をのせてブラックペッパーをふる。

白身は使わないので、別の料理で使ってくださいね。

フレンチトースト

朝食に困ったときはコレ！ 子どもがパクパク食べてくれるから、朝の忙しいときほど助かるフレンチトースト。前夜に漬け込んでおけば、朝は焼くだけです。食パンやロールパンでも作れますが、オススメは気泡に卵液がたっぷり染み込むバゲット。

材料（2〜3人分）

・卵……2個

・バゲット……1本

・牛乳……200ml

・砂糖……大さじ3

・無塩バター……10〜20g

作り方

① ポリ袋に卵と砂糖、牛乳を注いで混ぜる。

② バゲットを4cm幅に切ってポリ袋に入れて、空気を抜いて口を縛り、しばらく漬ける。

③ フライパンにバターを入れて溶かし、こんがり焼き目がつくまでじっくりと両面を焼く。

ポリ袋を使うと、短時間で効率的に漬けることができます。手も汚れず指も疲れず、バゲットも崩れません。

粉糖をふったり、はちみつやシロップ、ジャムなどをかけても。一緒にスライスしたオレンジをソテーすれば至福の味です。

パンプディング

フレンチトーストに味は近いですが、レンチンでできるパンプディングもオススメです。アツアツでも冷たくてもOKなので、暑い季節は前日に作って冷やしておいてもイイですね。朝ごはんにもおやつにも◎

材料（1人分）

・卵……1個

・食パン（6〜8枚切り）……1枚

・牛乳……100ml

・砂糖……大さじ1

・バニラエッセンス……少量

・レーズン……10g

作り方

① 食パンを縦横3等分にカットし、耐熱容器に詰める。

② 卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜ、食パンにかけてしばらく置いて染み込ませる。

③ レーズンをのせて、電子レンジ600Wで2分30秒加熱する。

お好みで粉糖やシロップをかけてお召し上がりください。

卵を使ったおかずレシピ

巣ごもり卵

電子レンジのレンチンのみで作れるレシピです。爆発予防のため、必ず爪楊枝で卵を刺してから加熱してください。

材料（1人分）

・卵……1個

・ベーコン……15g

・キャベツ……1/2枚

・塩こしょう……適量

作り方

① 耐熱性の容器に千切りにしたキャベツを詰め、ベーコンをのせて真ん中にくぼみをつける。

② 卵を落とし、爪楊枝で2〜3ヶ所刺す。

③ ふんわりとラップを被せ、電子レンジ600Wで2〜3分加熱。

レシピの加熱時間だと白身は固まり、黄身はとろとろに。ご家庭の電子レンジによって多少変わるので、火の通り具合を見ながら時間調整してください。

卵焼き

卵料理で卵焼きは外せません。ふんわりやわらかな食感がイイですよね。今回は作りやすくするため、片栗粉とマヨネーズを配合。味つけはご家庭によって違うと思いますので、調味料はお好みで調整してください。

材料

・卵……3個

・砂糖……大さじ1

・片栗粉……小さじ1

・水……小さじ1

・マヨネーズ……小さじ2

・白だし……少量

作り方

① 材料をすべて混ぜる。片栗粉は水（分量外）で溶いて加える。

② 卵焼き器をしっかり温めてから濡れ布巾の上に置いて、油（分量外）を塗って馴染ませる。

③ 1/3を流し入れ、ふつふつしてきたら軽く混ぜるようにして火を通す。

④ 端から巻く。後は何度かに分けて、流し入れては巻くのを繰り返し、焼き上げる。

具材や調味料を変えれば、いろいろなバリエーションの卵焼きになります。

とん平焼き

朝からしっかり食べたい派にオススメなのがとん平焼き。もやしとキャベツをたっぷり入れて、シャキシャキっとした食感が◎。とん平焼きだと、我が家ではいつもよりも野菜をモリモリ食べてくれます。

材料（2人分）

・卵……2個

・豚バラ肉……50g

・キャベツ……1枚

・ニラ……1/4束

・もやし……100g

・塩こしょう……適量

・片栗粉……小さじ1

・水……小さじ1

・マヨネーズ……適量

・お好み焼きソース……適量

・かつお節……適量

・小ねぎ……1本

作り方

① 豚肉を1cm幅に切り、炒める。

② ざく切りにしたキャベツ、5cm幅に切ったニラ、もやしを加えて炒め、塩こしょうで味つけする。

③ 片栗粉と水を混ぜて卵に加えて溶き、別のフライパンで薄焼き卵を焼く。

④ 卵が半熟のうちに②を中央に寄せてのせる。

⑤ 両脇の卵を寄せるようにして形を整え、お皿を被せてひっくり返す。

⑥ マヨネーズとお好み焼きソースをかけ、かつお節、小口切りにした小ねぎをかけて完成。

卵と野菜の組み合わせは、ソースやマヨネーズとの相性抜群です。青のりや、紅しょうがをかけてもおいしいですよ♪

半熟卵のミートローフ

こちらも朝からしっかり派にオススメの卵のおかずです。半熟卵とミートローフがひとつのカップで、レンチンのみでできるレシピ。朝の忙しいときにも作りやすいです。

材料（1人分）

・卵……1個

・ひき肉……80g

・たまねぎ……1/8個

・にんじん……20g

・パン粉……小さじ1

・牛乳……小さじ1/2

・塩こしょう……適量

・ケチャップ……小さじ1

・ウスターソース……小さじ1

・とろけるチーズ……20g

作り方

① たまねぎとにんじんをみじん切りにしてマグカップに入れ、ふんわりラップをかけて電子レンジ600Wで2分加熱する。

② パン粉と牛乳、塩こしょうを加えてよく混ぜる。

③ ひき肉を加えてよく混ぜて表面を平らにし、ふんわりラップをかけて、電子レンジで3分加熱する。 中まで火が通っているか確認し、まだの場合は10秒ずつ追加で加熱。

④ ケチャップとウスターソースを混ぜてかける。

⑤ 真ん中をくぼませるようにチーズをのせる。

⑥ くぼみに卵を割り入れ、爪楊枝で3〜4ヶ所刺し、ふんわりラップをして40〜50秒程度、卵が半熟に固まるまで加熱する。

※爪楊枝で刺すことで、卵の爆発防止になります。必ず刺すようにしてください。

オーブンで焼く通常のミートローフはそれなりの時間がかかりますが、これだと10分もあれば完成。家族の朝ごはんを食べる時間がずれていても、1カップずつ仕上げられるので便利です。

まとめ

短時間で完成でき、栄養価も高い卵料理は、朝の忙しいときにも作りやすくて重宝します。単調になりがちですが、同じメニューでも調味料や具材を変えやすく、アレンジすることでさまざまなバリエーションを広げることもできます。

卵料理は朝ごはんに作りやすく、食べやすいメニューがたくさんあります。ぜひ作ってみてくださいね♪