アラフォーを過ぎたら気をつけたい「口癖」聞くたびにウンザリ…

口癖ひとつで、人の印象は変わります。
相手を圧倒したり自分の立場を強調したりする口癖は、聞いている相手を萎縮させてしまうこともしばしば起こるでしょう。
アラフォーを過ぎると本人は無意識ながら、つい年下世代に否定的な発言が増えてしまう女性も…!?
元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、周囲に威圧感を与える“OVER40代”の口癖に迫ります。
1:「普通は~」
「普通」という言葉を使って、自分の意見が正しいと押し付ける雰囲気が、周囲を威圧させがちなフレーズ。
「普通はこうするでしょ?」や「え、普通そんなことしないよ?」などの言葉は、部下や後輩に向けていたとしても、いい印象を与えにくいでしょう。
「前の上司が、気に入らないことがあると『普通は、やらないよね』が口癖で、話をするたびに嫌な気持ちになってました」(20代女性)
「職場の先輩が『普通はこうするんだよ』って言いながら指導を入れてくる。正直ウザい。普通って何?」(30代男性)
2:「で?」
冷たい感じを与えてしまう「で?」も、威圧感を与えるフレーズの典型例。しかし年齢を重ねると無意識に口にしている人も少なくない実態にあります。
相手の話をバッサリと切り捨てるような印象もあり、目の前の相手が萎縮しても不思議ではありません。
「今の職場の社長がこのタイプ。女性社長なんだけど、報告に行くとすぐに『で?』って言われる。結論だけ言えばいいのかと思って伝えても、経緯まで言えって言われるし意味わかんないです」(20代女性)
「前のチームの先輩によく言われていました。話の途中で『で?』って言われると、それ以上話を続けるなって言われている気がして怖かったです」(20代女性)
3:「私の時代は~」
年齢を重ねると、つい「昔は良かった」と思ってしまいがち。しかし過去を美化してマウントをすると今の時代を生きる側としては反論しにくいうえに、聞くたびにウンザリ…ともなりがちに。
「職場の先輩が、私が何かミスをするとすぐ『私たちの世代はもっとしっかりしていたんだけどなー』ってため息を吐きながら言います。ぶっちゃけ、そんなの言われてもどうしようもないし、嫌な気持ちになっています」(20代女性)
「世間話でも、すぐに世代の話にする人が苦手。仕事の話だともっと嫌で、『私の若い頃は、こんなのありえなかった」とか言われちゃうと、じゃあどうすればいいのってなります。改善すべき点をもっと具体的に示してほしい』(20代女性)
■威圧感のある口癖は「否定」
威圧感のある口癖の多くには、相手を否定して自分の正しさを強調しながら、じわじわとプレッシャーを与える特徴が見受けられます。指導をする立場にあれば、ヘラヘラできない!という立場から、つい否定的な表現も多用してしまいやすいかもしれません。
しかし近寄りがたさや話しかけにくさがあると、職場の人間関係のみならずプライベートにも悪影響が出がちですから、少し柔らかい言い方を心がけるだけでも周囲からの印象は変わりそうです。
以上、アサジョから紹介しました。
編集者:いまトピ編集部