2025/4/11 13:48

年内降板も『情報番組』MC失格か「無責任すぎる」「存在感は薄くなる一方」

孤独

お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が4月1日放送の情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)で語った一言が、大きな波紋を広げているようだ。

3月31日に行われた元タレントの中居正広氏による女性とのトラブルを巡る一連の問題で局員の関与が指摘されたフジテレビ(CX)と親会社のフジ・メディア・ホールディングス(FMH)が設置した第三者委員会による調査報告会見を受け、山里は番組冒頭で「かなり厳しい内容だな、と。衝撃を受けて……」と神妙な表情で言葉を紡ぎ、さらに、「僕はこの言葉が誰かを傷つけないといいなと……」と続けたが、この歯切れの悪い言葉が視聴者の不信感を招いているとのこと

山里は約2カ月前に「週刊文春」(文藝春秋)が中居氏とフジテレビを巡る報道に関し、記事に一部誤りがあったとして訂正した際、同番組で「結局じゃあ、フジテレビは関与してなかったってことになるわけでしょ。そうなるともう、今回のことの騒動の根本が違うわけで」とコメント。

「しかし、第三者委員会の報告によって、フジ側がハラスメント被害の存在を認識していながら放置していた事実が明らかになった。にもかかわらず、山里はその点に対する自己検証を怠ったことで、インターネット上では『自分の誤報に対して一切触れないのは無責任すぎる』などといった批判が多数見受けられ、“MC失格”の烙印を押す動きが広がっています」(週刊誌の芸能記者)

なかなかに厳しい世間の反応だが、芸能ジャーナリストの竹下光氏は

「山里さんは文春サイドが記事を訂正したという事実を受けて、あくまで自分の感想を口にしたわけで謝罪や修正まで求めるのは酷な気もします。ただ、あの時点で文春サイドが訂正した内容を加味しても、今回の問題について“フジテレビ=関与してなかった”とはならず、ハッキリと『関与していない』と言い切るのは早計だったようには思いますね」

と語る。

そんな中、同局の番組を手掛ける放送作家は、そもそも山里は中居&フジ問題についてこれまで被害者よりもフジ側に寄り添う姿勢を崩さなかったように見えると指摘。

「山里さんは番組内でコメントする際、よく言い訳のような前置きを使うため、多くの視聴者はどこか“軽さ”や“逃げ腰”という印象を受けてしまう。これは、自らの発言によって批判を受けたくないという心理の表れにも映ります。この日もモゴモゴと言ってコメンテーターに話を振るだけ。アンミカさんの方がよっぽど簡潔にハキハキと自分の意見を述べていましたし」

その上で、同じく“芸人MC”として情報番組などでも活躍するあの芸人との違いについて言及。

「思い返せば『DayDay.』の前に放送されていた『スッキリ』でMCを務めていた加藤浩次さんは自らの言葉で真正面から厳しい意見も口にする姿勢で、時に物議を醸しながらも情報番組の司会者として一定の評価を受けていました。19年の吉本興業の闇営業問題の渦中には涙ながらに自身の所属事務所を批判。その後、実際に吉本との所属契約をやめてエージェント契約に切り替えて有言実行しました。また、同番組のロケ中に発生した那須どうぶつ王国での、タレントがペンギンの池に落ちるという“ペンギン池事件”でも『MCとして配慮が足りなかった』と謝罪し、視聴者の信頼を繋ぎとめました。加藤さんが忖度をせずに物を言うタイプだったのに対して、山里さんは“波風を立てない”ことを最優先にしているように見えます。今回のフジの問題に関する山里さんの番組内の発言を見ても、MCとしての器の違いが表れていますよね」

そんな山里の扱いは、実は以前から日テレ局内ではくすぶっているようで、同局の局員は

「彼の『DayDay.』MC起用は元々、『笑ってはいけない』シリーズを復活させる布石として吉本との関係強化を図るための“バーター案件”だったという話が根強く残っています。結局、同番組は復活せず、松本人志に続いて浜田雅功も活動休止となったことで、局内ではギャラが高額なダウンタウンを切る絶好の好機と捉える向きもある。『DayDay.』については視聴率も伸び悩んでおり山里の存在価値は薄くなる一方で、このままいくと年内降板もあり得る話です」

と語っていると「サイゾーオンライン」が報じている。

山里亮太はMC失格? フジ会見後のコメントから見えた加藤浩次との器の違い | サイゾーオンライン/視点をリニューアルするニュースサイト山里亮太はMC失格? フジ会見後のコメントから見えた加藤浩次との器の違い | サイゾーオンライン/視点をリニューアルするニュースサイト

編集者:いまトピ編集部