村上宗隆(25)移籍か

脇腹を痛めてリハビリ調整中のヤクルト・村上宗隆が、2カ月ぶりに屋外でのフリー打撃を敢行した。今年はケガで出遅れた上、1軍復帰した4月17日の阪神戦で再発して戦列を離れた。完全復帰までにはまだ時間がかかりそうで、
「故障箇所が選手生命にかかわるデリケートなところなので、慎重に調整しています。来年はWBC出場やメジャーリーグ移籍が控えているので、そこを目指しているんでしょう。ぶっちぎり最下位ヤクルトの戦線に急いで復帰しても、優勝を争っているわけではないですし、年俸が上がるわけでもない。火事場に戻る必要はなく、ファンには悪いですが、自分のためにじっくり調整するのが得策でしょう」(スポーツ紙デスク)
ヤクルトの林田哲哉球団社長兼オーナー代行は6月25日の株主総会で、村上のポスティング移籍を容認する方針であると明言した。
「環境や金銭面からいけば、ドジャースが最有力候補になります。アメリカでは、野球の中心地は西地区に移っている。レベルや人気の高さから言っても、ドジャース、パドレス、ジャイアンツなどは抜けています。2000年代の黄金期はヤンキースやレッドソックスなど、東地区がもてはやされていましたが、NBAやNFLなど他のスポーツに関心を奪われて廃れつつあり、球場の客入りは大きく減っています。人気、注目度、金銭面から見ても、西地区球団の方が、移籍するメリットは大きいですよ」(米球界に詳しいジャーナリスト)
とりわけロサンゼルスの野球熱はすさまじく、他球団の観客動員が伸び悩む中、ドジャースタジアムの観客動員数は大リーグ史上最高記録を更新する勢いだ。チケットを手に入れるのが難しく、プレミア化している。大谷翔平効果で空前の盛り上がりを見せる西地区に、村上も加わることになるかもしれないとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部