2025/7/28 09:54

閉店相次ぐ『ベーカリーチェーン』人気商品は

おいしい

“ホリエモン”こと堀江貴文氏が発案し、現在全国的に店舗数が増加している一方で閉店も相次いでいるベーカリーチェーン「小麦の奴隷」。同店の商品4つをグルメライターが購入し、実力を確かめてみました。

実業家の堀江貴文氏。“ホリエモン”の愛称で親しまれる同氏は、高級焼肉店の「WAGYUMAFIA」やラーメン店の「MASHI NO MASHI TOKYO」など、飲食店のプロデュースも積極的に行っていることが知られています。

そんな堀江氏が発案し、現在店舗数を増やしているベーカリーチェーンが「小麦の奴隷」です。株式会社こむぎのが運営する同チェーンは、2020年に堀江氏の発案によって北海道広尾郡大樹町に1号店がオープンしました。

 その後、フランチャイズ展開により、店舗数は着実に拡大し、6月30日にニュースリリース配信サービスの「PR TIMES」が公開した記事によれば、124店舗を展開するほどに急成長。

 一方で、閉店する店舗も相次ぎ、中にはオープンから2カ月程度で撤退した店舗もみられている状況です。ネット上では「小麦の奴隷 閉店ラッシュ」という検索ワードも浮上しています。

「高級食パン」ブームに登場したチェーン店がほとんど消えた現在、「小麦の奴隷」はどうなんだろう? という疑問を持った筆者は、実際に店舗を訪れ、商品を購入してその実力を確かめてみることにしました。

 今回は最寄りの店舗を訪れ、以下の4品を購入しました。

・ザックザクカレーパン 330円(税込み/以下同)
・プレミアム奴隷「生」食パン 650円
・ブンブンブン♪ 北海道はちみつバター 200円
・おいしいやつやんバーガー 300円

 このうち、「ザックザクカレーパン」は同チェーンのフラッグシップとも言える商品で、日本カレーパン協会が主催する「カレーパングランプリ」で2020年から2023年まで連続で金賞を受賞している逸品。

 「プレミアム奴隷『生』食パン」は、生地に練乳やはちみつ、生クリームなどが使われた食パンで、こちらも同チェーンの人気商品のようです。残りの2つは商品を見る中で、名前が面白かったことから興味を惹かれて購入しました。

常日頃、スーパーなどでパンを買っている筆者にしてみると、総菜パンは200円台、食パンは高くても300円台というイメージが強いため、少しお高めのように感じてしまった部分があります。

 特に「プレミアム奴隷『生』食パン」は、冒頭で触れた高級食パンチェーンの代表格である「乃が美」の「創業乃が美」の1斤の価格が550円から600円であることを考えると、かなり強気な価格設定のように感じました。

ちょっと値段がお高めながらも、オリジナリティのある味わいでしっかりとおいしかった「小麦の奴隷」の4品。
 特に、目玉商品である「ザックザクカレーパン」は見た目も味もインパクトが強く、ハマる味わいで、今後もリピートする気マンマンです。
 同チェーンのFC公式サイトによれば、目標は全国1万店舗とのこと。ぜひ、その味を気軽に楽しめるよう、これからも店舗の数を増やしてもらいたいので、今後も食べて応援していこうと思います!とスーパーマーケットファンは報じた。

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編集者:いまトピ編集部