沢口靖子(60)まさかここまで...

還暦ヒロインが、まさかここまで走るとは誰が想像しただろうか。
フジテレビ系月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』で主演を務める沢口靖子(60)が毎週、全力疾走と格闘アクションを披露している。
SNSでは「心臓が持つのか!?」「マラソン大会かと思った」といった書き込みが連日飛び交っているのだ。
沢口の変貌ぶりに驚愕させられる理由は、テレビ朝日系のドラマ『科捜研の女』で演じた役柄にある。
「沢口のハマリ役だった榊マリコは知的に犯罪を追及していく法医研究員で、派手なアクションシーンは皆無でした。
ところが『絶対零度』では、まるで人が変わってしまったかのようにアクションを連発。全力疾走はもちろん、犯人を張り倒し、回し蹴りをし、馬乗りになる。
“科捜研の静なるマリコ”から“格闘追跡アクションの鬼”に変身しています」(芸能記者)
突如、アクション俳優に舵を切った沢口。その陰では血と汗の肉体改造トレーニングが実践されたという。
「総額1000万円近い投資をし、ジムで専属トレーナーを雇い、食事管理チームまでつけたそうです。
ヨガ、キックボクシング、ロケがない日は3時間の走り込みと、“60歳でここまでやるか”とスタッフは驚いています」(制作関係者)
なぜ、そこまで沢口は自分を追い込んだのか。背景には“争奪戦”があった。
沢口といえば『科捜研の女』で25年間、主演を務めたテレ朝の看板スターだ。
「今回、フジテレビがドラマ『絶対零度』に起用するために、半ば強引にかっさらった格好です。
出演料も1話あたり250万円前後と言われており、現在のフジの台所事情を考えたら超破格のギャラ。沢口自身も『科捜研の女』のイメージ定着に危機感を持っていた。
最終的にテレ朝という安住の地を飛び出し、ゼロから勝負すると腹を括ったわけです」(芸能プロ幹部)
沢口の決断に慌てたのがテレ朝だった。
「もし、アクションありの『絶対零度』を成功させたら『科捜研』には戻ってこない。新たなドラマを立ち上げたとしても制作費は倍々。
結果、沢口サイドへ『科捜研』続投の猛烈オファーを始めたそうです」(ドラマ制作会社関係者)
“猛烈オファー”とは、ずばりギャラアップだ。
「次の『科捜研』で1本300万円提示したそうです。一時は制作費高騰や視聴率を理由に180~200万円まで落ちた金額を最盛期まで戻したんです」(テレ朝関係者)
現在、『絶対零度』での、沢口の全力疾走ぶりは話題を呼び、フジサイドも手応えを感じている。
「早々に続編を内定させました。ギャラ面においてテレ朝同様に釣り上げると思います」(芸能プロ関係者)
どっちを選ぶんだい!と週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部
