週明け8日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=151円台後半で取引された。

 午前10時現在は前週末比37銭円安ドル高の1ドル=151円70〜73銭。ユーロは20銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円22〜31銭。

 米労働省が5日に発表した雇用統計で、堅調な雇用情勢が示された。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが先送りされるとの見方がやや意識され、運用に有利なドルを買って円を売る動きが先行した。

 市場では「米労働市場の強さが改めて浮き彫りになった」(外為ブローカー)との声があった。