ハンバーガーチェーン「マクドナルド」の長崎県内の店舗で3日から《プラスチック製手さげ袋》の有料化が始まりました。有料化は全国で長崎県が初めてです。

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マクドナルド499浪の平店 従業員:
「本日よりレジ袋が1枚5円と有料になりますが、ご利用ですか?」

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長崎県内のマクドナルドの23店舗では、全国に先駆けて、3日から持ち帰り用のプラスチック製の手提げ袋が有料となりました。

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法律で、2020年7月からコンビニエンスストアやスーパーなどで《プラスチック製の手さげ袋の有料化》が義務付けられています。

マクドナルドではこれまで無料配布できる《バイオマス素材を25%以上配合》したプラスチック袋を使ってきましたが、より一層プラスチック製品の削減につなげようと、1枚5円で販売することを決定。店舗数や商圏などを検討した結果長崎県で先行して始めました。

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買い物客:
「マックはずっと無料でやり通していたので残念だなという一方で、時代の流れなのでしょうがないかなと」

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買い物客(ドライブスルーを利用):
「車だったら大丈夫だと思うんですけど、歩いて帰る人とかは大変かなとは思ったりしますけど」

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プラスチック製の手さげ袋やスプーン、ストローなどが有料化される流れについて市民はどう感じているのでしょうか。

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30代市民「油物はちょっと困りますね。でも、環境のためには仕方ないのかな」

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10代市民「袋が2個あってそのまま渡されたら不便かなと思います」

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70代市民「長崎は早くやるということですから、いいことだと思いますね」

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60代市民「SDGsを考えたらどこもエコバッグ使わないといけないかなと思ってます」

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長崎県内のマクドナルドを経営するフランチャイズ企業 エス・ケイ・フーズの中村伸一郎社長:
「長崎県民の皆様に関しましては少しご負担いただくとは思います。ですが、この長崎からのチャレンジングな活動を全国に広めるべく、ご協力、ご尽力いただきながらぜひ一緒に頑張っていければと思っております」

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日本マクドナルドは《プラスチック製手さげ袋の有料化》について、長崎県内の利用客や従業員の声を聞いて全国での実施を検討することにしています。