◇18日 中日5―11ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ)

 中日の先発・柳裕也投手は3イニング2/3を9安打6失点でKOされた。

 初回2死から4番・村上に逆方向への先制2ランを許すと、さらに中村に左前適時打を浴び、3番・オスナから5連打で計3失点。チームは2日の巨人戦(バンテリン)から17日のヤクルト戦(同)まで12試合連続で2失点以下と球団タイ記録をマークし、この日は14年ぶりの記録更新が懸かっていたが、初回にいきなり途切れた。

 2回も2死からオスナに左本塁打を浴びた。打線が1点差に追った直後の4回は2死満塁から青木に押し出し四球を与えると、再び中村に適時打を浴びて6点目を献上。ここ左腕・橋本に交代した。97球、5四球と苦しい内容で、自身の6失点は2022年4月22日の巨人戦(バンテリン)以来、押し出し四球は昨年4月5日のヤクルト戦(同)以来だった。

 開幕から前回登板までの3試合は、計19イニングを自責点1で防御率0・47と好投を続けていた右腕。中5日でのマウンドで、3月29日の開幕戦(神宮)で戦ったヤクルト打線を本拠地に迎えたが、「最後まで技術とメンタルを修正できませんでした」と肩を落とした。