ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、日本代表MF三笘薫の怪我の状況について説明し、今季絶望の見通しであることを明かした。その中で、悪質タックルしたシェフィールド・ユナイテッドのDFメイソン・ホルゲートについては、責任はないと発言。これを受け、英メディア『ザ・スター』は無罪放免と報じている。

 三笘は今季公式戦26試合に出場して3得点6アシストを記録。クラブ史上初の出場となったUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)でも活躍し、グループリーグ突破に貢献する活躍を見せている。しかし、現地時間18日に行われたプレミアリーグ第25節のシェフィールド戦で、ホルゲートから悪質なタックルを受け、現地時間24日のエバートン戦は欠場していた。そして、ロベルト・デ・ゼルビ監督は三笘の現状について「彼は2、3ヶ月離脱すると思う」と説明。その一方で、ホルゲートに関しては「ノーノーノー。三笘はシェフィールド戦の前から問題を抱えていた。三笘の怪我に関しては、シェフィールドの選手に責任はない」と強調している。

 これらを踏まえ、同メディアはタイトルに「ホルゲー​​ト、ブライトンの選手が大怪我でも無罪放免」とつけ、「三笘はアクシデント後もプレーすることは出来たが、エバートン戦は出場しなかった。シーガルズの最新情報により、三笘が残りのシーズンを欠場することが明らかになった。シーガルズが欧州サッカーの頂点を目指す上で大きな打撃となった。しかし、ロベルト・デ・ゼルビ監督は三笘の欠場について、ホルゲートのファウルとは関係ないと強調した」と報じている。

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