「三笘不在の影響は甚大…」負傷離脱後のブライトンは3戦3敗8失点。英メディアは「監督のプランが完全に崩れた」と指摘
 
 UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)ラウンド16の1stレグ、ASローマ対ブライトンの試合が現地時間7日に行われた。ブライトンはアウェーで0-4の惨敗を喫している。英メディア『LWOS』は、日本代表FW三笘薫の負傷離脱によってブライトンのゲームプランが完全に崩れてしまったと報じている。

 腰の負傷で今シーズンの離脱が報じられた三笘の所属するブライトンは、アウェーでローマと対戦した。13分にパウロ・ディバラのゴールで先制を許すと、43分にはロメル・ルカクにゴールが生まれて2点ビハインドで前半を終える。

 さらに64分にジャンルカ・マンチーニ、直後の68分にブライアン・クリスタンテが追加点を決めて、試合は4-0でローマが勝利をおさめた。

 三笘が離脱してからのブライトンは、3戦3敗8失点とチームとして苦しい状況が続いている。同メディアは、ブライトンの攻撃面における三笘の重要性を次のように報じた。

「彼は今シーズン全公式戦で3ゴール5アシストを記録している。これによりブライトンチーム内でパスカル・グロスの13アシストに次いで2位となった。日本代表選手は、ブライトンを引き上げて、ディフェンダーを相手にし、危険なエリアに進入する能力において極めて重要だ。彼なしではロベルト・デ・ゼルビ監督のチームは相手チームの守備を破るのに苦労している」

 また、同メディアは「デ・ゼルビ監督のゲームプランは崩れてしまった」と述べた上で、三笘離脱の影響でブライトンを率いる指揮官は、チームの攻撃面ではなく守備を強化するのではないかと同メディアは指摘していた。

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