2024明治安田J1リーグ第5節の9試合が30日に各地で開催された。今日の試合が終わった段階で、FC町田ゼルビアが変わらず首位をキープ。昨季王者のヴィッセル神戸は最下位の北海道コンサドーレ札幌と対戦し、6-1で勝利した。名古屋グランパスは横浜F・マリノスに劇的勝利を挙げた。

 13時開始の上位対決、サンフレッチェ広島対ガンバ大阪では、アウェイチームが先制点を挙げる。しかし試合は広島が支配しており、ガンバの倍以上のシュートを打った。すると78分、途中出場の新井直人が地を這うようなミドルシュートを放ち、スコアはイーブンに戻る。しかしこのあとは両チームともに決め手を欠き、試合はドローに終わっている。

 14時キックオフのヴィッセル神戸対北海道コンサドーレ札幌は、前半から神戸の前線が躍動。10番の大迫勇也をはじめ、神戸のオフェンス陣がハーフタイムを迎えるまでに3得点を挙げる。後半はさらに3点を追加し、神戸が6-1で大勝した。

 15時開始の試合では、首位のFC町田ゼルビアがサガン鳥栖をホームに迎え、3-1で勝利。U-23日本代表MF平河悠が3アシストの活躍を見せ、別格の輝きを放った。データサイト『FotMob』によると、平河はデュエル勝利数でもチーム内単独トップを記録している。

 16時からの名古屋グランパス対横浜F・マリノスは、前半をスコアレスで折り返すも、後半のアディショナルタイムに山中亮輔がフリーキックを沈め、2-1で勝利。先制点を挙げたのはマリノスだったが、名古屋の逆転勝利に終わっている。判定については物議を醸す展開となった。

 30日に行われた全試合の結果は以下の通り。

サンフレッチェ広島 1–1 ガンバ大阪
アルビレックス新潟 1–1 柏レイソル
ヴィッセル神戸 6–1 北海道コンサドーレ札幌
鹿島アントラーズ 1–0 ジュビロ磐田
浦和レッズ 2–1 アビスパ福岡
FC町田ゼルビア 3–1 サガン鳥栖
川崎フロンターレ 3–0 FC東京
名古屋グランパス 2–1 横浜F・マリノス
セレッソ大阪 2–0 湘南ベルマーレ

【2024年】J1リーグ戦力総合評価ランキング1〜10位。優勝候補はどこだ? 全20クラブを格付け!
【一覧】Jリーグ移籍情報2024 新加入・昇格・退団・期限付き移籍・現役引退
Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング。人気や育成、成績など各指標からJ1〜J3全60クラブを順位化