世界的な健康課題への対応を議論　G7長崎保健大臣会合はじまる

G7サミットの関係閣僚会合の一つ、保健大臣会合が13日から長崎市で始まりました。

G7長崎保健大臣会合は13日から2日間出島メッセ長崎で開かれ、周辺では朝から交通規制が行われるなど警備が強化されています。

早田紀子記者「政府系の国際会議としては長崎初開催となるG7保健大臣会合が始まりました。世界的な保健課題について2日間にわたって議論されます」

会合にはG7各国に加えて3つの招待国も参加。新型コロナが収束しつつある中、次なる健康危機への対応や全ての人が適切な保健医療サービスを支払い可能な費用で受けられるための方策、健康課題の解決に向けた研究開発の促進などについて議論します。

加藤勝信厚生労働大臣「平時からの強靭な保健システムの構築が有事への対応にも資するものであること、そしてそれが、世界が目指すべき道筋であると改めて認識をしたところであります。G7各国がとるべき行動について成果文書にまとめ、発信をしていきたい」

13日は本会合のほか大臣主催の歓迎レセプションなどが行われ、14日に保健大臣宣言が採択される予定です。