元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が25日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。31日(日)に阪神競馬場で行われる大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏はルージュエヴァイユやプラダリアも挙げたが、香港C8着からの巻き返しを期すローシャムパーク(牡5、美浦・田中博康厩舎)を1番手にピックアップした。「馬体写真を見るたび、フィジカルの進化が感じられる面白い馬です」と表現。タイトルホルダーを破ったオールカマー時と比較したうえで、「馬体は一回りパンプアップし、見た目に筋肉が大きくなりました」と解説した。

 また、首、胸、前腕の成長をとりあげ、「これだけ前躯が発達していれば、序盤の位置取りにおいて大きなアドバンテージになるでしょう」とレースぶりが変わってくる可能性についても指摘。今回は初めて関西圏でのレースとなる。田井氏も「輸送を控えているので、かなり気の入った表情や立ち姿勢は、多少気になります」と前置きしたが、「フィジカルのコンディションは最高潮です」と改めて絶賛した。



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