元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が1日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。7日(日)に阪神競馬場で行われる桜花賞(3歳牝・GI・芝1600m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏はキャットファイトやチェルヴィニアの名前も挙げつつ、クイーンズウォーク(牝3、栗東・中内田充正厩舎)を真っ先にピックアップ。開口一番に「さすがは中内田厩舎とうなりたくなる素晴らしい馬体写真」と述べ、「昨年の桜花賞のリバティアイランドの馬体写真と瓜二つです」と同厩の先輩馬を引き合いに出す。さすがに三冠牝馬よりは筋肉量で劣るとしながらも、「上腕三頭筋、臀部の筋肉群は同世代では別格といえる」と絶賛した。

 また、牝馬で500kgをゆうに超える大型馬でありながら「重苦しさがまったくなく、血管がくっきりと浮かび上がるほどに皮膚が洗練されているのも強調材料」と田井氏。「兄グレナディアガーズよりも馬体全体に遊びがあって、距離の融通が利くと想像できますが」と口にしたうえで、「強靭な筋肉を見れば阪神外回りマイルはベストマッチな条件だと思います」とまとめた。



【関連記事】