3月30日(土)は中山・阪神の2場開催。29日の馬場状態は、中山が芝・ダート共に不良、阪神が芝重・ダート不良。30日の天気は中山・阪神共に晴れの予報となっている。

■ダービー卿CTはハンデ戦でもあり混戦模様
 中山11Rは芝1600mのダービー卿CT(GIII)。3連勝で前走の東風Sを制してここへ臨むディオ、芝に戻した前走のニューイヤーSを勝ったパラレルヴィジョン、京都金杯2着のセッションなどが出走を予定している。他にも、条件戦を勝ってここへ臨むレイベリング、クルゼイロドスル、ニシノスーベニアなどにもチャンスがあり、ハンデ戦でもあり混戦模様。

■ポラリスSは叩き2走目のサンライズフレイムが中心
 阪神11Rはダート1400mのポラリスS(OP)。連勝は途切れたが、休み明けの根岸Sで3着と好走したサンライズフレイムが中心。叩き2走目であっさりも。対するはOPのコールドムーンSを勝って臨んだ根岸Sで5着と好走したフルム、初ダートのルプリュフォール、レッドベルオーブなど。

■山吹賞でホウオウリムジンの連勝なるか
 中山9Rは芝2200mの山吹賞(3歳・1勝)。ホウオウリムジンは3戦目での未勝利勝ちだったが、レース内容が強く、ここでもと思わせる。距離延長も問題なさそうで連勝も十分。対するは水仙賞2着からここへ臨むマイネルフランツ、共同通信杯4着のディマイザキッドなど。

■アザレア賞でインザモーメントの2勝目なるか
 阪神9Rは芝2400mのアザレア賞(3歳・1勝)。きさらぎ賞で勝ち馬とタイム差なしの4着に入ったインザモーメントが中心。対するは若葉S除外から仕切り直しの一戦となる素質馬オルトパラティウム、同距離のゆきやなぎ賞3着のモンブランミノル、同距離の未勝利戦を初出走で勝ったラファミリアなど。

■三木ホースランドパークJSでオールザワールドの3連勝なるか
 阪神8Rは障害3140mの三木ホースランドパークJS(OP)。障害初戦2着のあと2連勝中のオールザワールドが3連勝を狙う。対するは前走の障害OPを圧勝したエンデュミオン、重賞でも好走しているニューツーリズムなど。

■阪神3Rでショウナンパンドラの仔レイナドラーダがデビュー
 阪神3Rは芝1800mの未勝利戦。15年ジャパンCと14年秋華賞などを勝ったショウナンパンドラの仔でレイデオロ産駒のレイナドラーダが鞍上・西村淳也でデビューする。

■藤岡康太騎手らが節目の勝利までわずか
 藤岡康太騎手はJRA通算800勝まであと2勝で、本日は阪神で9鞍に騎乗する。荻野極騎手はJRA通算200勝まであと2勝で、本日は中山で2鞍に騎乗する。嶋田純次騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、本日は中山で3鞍に騎乗する。

■ドバイWCデーに日本馬22頭が出走予定
 深夜にはドバイWCデーが行われ、ドバイワールドカップ(G1)に昨年の覇者ウシュバテソーロ、ドバイシーマクラシック(G1)に昨年の牝馬三冠を勝ったリバティアイランドが出走するなど、日本馬は7競走に22頭がスタンバイ。メインのドバイWCは日本時間25時35分発走予定。

■3人の調教師のバースデー
 30日は3人の調教師のバースデー。田村康仁調教師は61歳のバースデーで、管理馬は中山で2頭が出走予定。小崎憲調教師は53歳のバースデーで、管理馬は中山と阪神で1頭ずつが出走予定。畑端省吾調教師は42歳のバースデーで、管理馬は阪神で2頭が出走を予定している。