3月23日に日本サッカー協会(JFA)の新会長に就任した元日本代表DFの宮本恒靖氏が27日、テレビ朝日系列の「報道ステーション」に出演。会長を目ざした理由や今後のビジョンなどについて語った。

 その中で、同番組のキャスターを務める元日本代表DFの内田篤人氏から、次の様な提言があった。

「JFA主導で海外のクラブや、難しいかもしれないですけど代表に、若い選手や指導者を送り込む。もしくは分析スタッフも送り込んで、世界のトレンドのサッカーを日本に取り入れるみたいなのはどう考えていますか?」
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 47歳の新会長は「いいアイデアじゃないですか」と賛同し、こう述べている。

「分析の仕事は大事で、相手チームがどうしてくるのか、自分たちがなぜいま劣勢なのかを含めて、どんどん情報をアップデートして行く作業。いろいろなクラブと提携関係を結ぶなかで、そういうスタッフを送り込むこともやれればいいなと思います」

 内田氏が「次の対戦相手だけではなくて、前半に起きたことを(分析して)ハーフタイムに取り入れる。どんどんスピーディーな世界になっています」と続けると、「その15分が勝負どころになっている」と返した。

 宮本会長は、いいヒントを得たようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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