現地10日、フランス/ロクブリュヌ=カップ=マルタンのモンテカルロ・カントリークラブで開催されているモンテカルロ・マスターズでシングルス2回戦が行われ、アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)がディフェンディングチャンピオンで第6シードのアンドレイ・ルブリョフ(ロシア)を6-4,6-4のストレートで下し、同大会では初となる3回戦進出を決めた。

ポプリンがTOP10選手に勝利するのは6度目、ルブリョフに勝利するのは初めてだ。また、クレーコートでTOP10選手相手に白星をあげるのは、昨年のBNLイタリア国際4回戦の当時世界ランク10位だったフェリックス・オジェ=アリアシム(カナダ)戦に続き、2度目となる。

ATPによると、ポプリンは「思いついたのは、アンドレイに同じボールを打たないということだ」、「リズムを掴ませてしまうと、彼はベースラインからの攻めで最高の選手になる。だから、僕はペースや高さを変えたりスピンを使ったりしたんだ。うまくいったと思うよ」と語った。

ルブリョフは昨季のモンテカルロ・マスターズ決勝でホルガ・ルーネ(デンマーク)を破り、マスターズ1000でタイトルを初獲得。今季の成績は15勝7敗とまずまずだが、ポプリン相手にベストなプレイができず、アンフォーストエラーを13本犯した。

ポプリンは3回戦で、タロン・フリークスポール(オランダ)を2-6,6-2,6-3で下した第11シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦する。

デミノーがクレーで連勝するのは、2022年のリヨン・オープンで準決勝に進出して以来初となる。

(コメント引用元: https://www.atptour.com/en/news/rublev-popyrin-monte-carlo-2024-wednesday)