現地時間3月31日(日本時間4月1日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地バークレイズ・センターでブルックリン・ネッツと対戦し、116−104で快勝を収めた。

 この試合、レイカーズの勝利の立役者となったのはレブロン・ジェームズだ。キャリアハイに並ぶ9本もの3ポイントを沈め、両軍最多の40得点に7リバウンド、5アシストと大暴れ。ネッツの猛反撃に遭った第4クォーターには幾度となくビッグショットを沈め、17得点を稼ぎ出し粘る相手に引導を渡した。

 キャリア21年目、39歳を迎えた“キング”だが、今季はここまで65試合に出場し平均25.4点、7.3リバウンド、8.1アシスト、1.2スティール、フィールドゴール成功率53.3%、3ポイント成功率に至っては自己ベストの41.6%をマーク。衰えるどころかさらなる進化を続け、いまだに一線級のハイパフォーマンスを披露し続けている。
  ただ、本人としては“キャリアの終わり”が迫ってきていることを感じているようだ。ネッツ戦後、ロッカールームで記者に「あとどれくらいNBAでプレーするのか」と問われたレブロンは、「あまり長くはない」と切り出し、こう続けた。

「さらにもう21年プレーするつもりはないよ。それは確かだ。そう長くはない。いつ引退するのか、いつドアが閉まるのかはわからない。でも、残された時間はあまりないんだ」

 現在のレブロンの活躍を見る限り、あと数年は現役でハイレベルなプレーが続けられるだろう。それでも、引退の日は確実にやってくる。“キング”がリーグを去った時、人々が悲しみに暮れるとともに、ひとつの時代が終焉を迎えるのは間違いない。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】39歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!