安定した戦いぶり

FAカップ準々決勝でニューカッスルと対戦したマンチェスター・シティ。なんとか勝ち点1を獲得したリヴァプール戦の後であり、この試合の後はインターナショナルブレイクを挟んでアーセナルとの試合を控えているため重要な一戦だった。

しっかりと勝利し、中断に入りたかったシティは困った時に頼れる男ベルナルド・シウバが2ゴールを挙げる活躍を見せ、2-0で勝利を果たした。2点とも相手にあたってのゴールであり、シティにとってはラッキーな部分もあったが、チームは90分を通して安定したパフォーマンスをこの試合では見せた。

2ゴールのシウバは英『Manchester Evening News』で、チームトップとなる8点を獲得したが、シウバと並んで8点を獲得した選手が2人いる。それが、マテオ・コバチッチとマヌエル・アカンジだ。

コバチッチに関しては「またしても非常にいいパフォーマンスを見せた。ディフェンスから攻撃へとボールを運び、ロドリとの連携も良かった」とロドリと共に中盤で試合をコントロールしたことを評価された。アカンジは、「ディフェンスを統率し、終始重要なタックルとインターセプトを見せた。2試合連続シティのベストプレイヤー」と綴られており、リヴァプール戦同様に、DFラインで奮闘し、この試合クリーンシートに貢献した同選手に高い評価をつけている。

ケビン・デ・ブライネの怪我の再発などシティにとって心配事項もあるが、アーセナル戦を前に勝利できたことはチームにとっていい影響を及ぼすだろう。2週間ほどのインターナショナルブレイクを挟むが、首位アーセナルとの大一番に向けて、シティはいい状態で迎えられそうだ。