テーオーパスワード(左)が逃げ切り勝ち
テーオーパスワード(左)が逃げ切り勝ち

 23日の中山10R・伏竜S(3歳オープン、ダート1800メートル)は、7番人気の伏兵・テーオーパスワード(牡・高柳大)が逃げ切り勝ち。2着アラレタバシルの猛追をアタマ差抑えて、新馬戦に続く無傷の2勝目を飾った(勝ち時計1分54秒1=良)。

 騎乗した鮫島駿は「返し馬から前進気勢の強さを見せていたので、他に合わせるよりは…と自分のリズムで運ばせました。終始、力みそうなところをギリギリ我慢していた感じで、次走がポイントになりそうですけど、今回は結果を出せてよかったです」と安堵の表情で振り返った。

 米GⅠケンタッキーダービーの選定競走に指定されていた一戦。参戦の可能性について高柳大調教師は「オーナーとよく相談をして、そして馬の状態を見ながらになりますけど」と前置きしつつ、「可能であるならチャレンジしてみたいですね」と前向きに話した。

著者:東スポ競馬編集部