2025/11/9 14:47

『相撲協会』断固拒否か

夕日

大相撲界はタブーを押し通せるか。

日本の憲政史上、初の女性首相が誕生した。今のところ高市早苗内閣の支持率は高止まり。この盛り上がりを複雑な表情で見つめているのが、日本相撲協会の首脳たちだ。

千秋楽の表彰式で、天皇賜杯の次に授与されるのが総理大臣杯。代理の場合も多いが、これを土俵上で優勝力士に手渡すのが時の総理大臣だからだ。

先場所も石破茂首相がわざわざ公務の合間を縫って東京・両国国技館にやって来た。

ところが、大相撲界では、土俵は神が宿る最も神聖な場所とされ、昔から女人禁制。もし高市首相が「私も土俵に上がって総理大臣杯を授与したい」と言い出したらどうするか、早くも戦々恐々としているのだ。

「過去には、この女人禁制のタブーに果敢に挑戦し“私も土俵に上がりたい”と相撲協会に申し入れた女性が何人もいました。
1990年には、これまた女性初の森山真弓官房長官が“首相代理として総理大臣杯を手渡したい”と詰め寄ったことがあります。
2000年春場所には当時の太田房江・大阪府知事が大阪府知事賞を“自ら手渡したい”と申し入れました。
地方巡業では“土俵上であいさつしたい”と言ってきた女性首長もいましたが、そのたびに協会側は断固拒否し、現在に至っています。
つまり、これまで大相撲の土俵に上がった女性は1人もいません」(協会関係者)

いかに女人禁制のタブーが徹底されてきたか。'18年、京都の舞鶴市内で行われた地方巡業で、同市長が土俵上でくも膜下出血で倒れたときでさえ、急いで駆け付けた女性救急救命士を土俵に上げなかったことでも分かる。

「森山長官に対処した当時の二子山理事長(元横綱初代若乃花)は『広い日本に一つぐらい、こういう社会があってもいいじゃないですか』と澄ましていました」(マスコミ関係者)

果たして、今回はどうなるのか。

相撲協会サイドは「そういうことになったら、そのときに考えます」としているが、この対決の行方が注目されると週刊実話WEBは報じている。

相撲協会が戦々恐々 高市首相誕生でどうなる「女人禁制」内閣総理大臣杯授与/サマリー|週刊実話WEB相撲協会が戦々恐々 高市首相誕生でどうなる「女人禁制」内閣総理大臣杯授与/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部