NY外為市場でドルは安値圏でもみ合いとなった。先に発表された米3月ISM非製造業景況指数が予想外に悪化、3月サービス業PMI改定値も低下したため消費への楽観的見方が後退。米国債相場が上昇した。米10年債利回りも朝方発表されたADP雇用統計の予想を上回る結果を受けて一時4.427%まで上昇後、4.3752%まで低下。



ドル買いも後退し、ドル・円は151円95銭へ上昇後、151円67銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.0775ドルから1.0831ドルまで上昇。重要な節目となる200日移動平均水準。1.0834ドルを巡る攻防が続いた。この水準を上回ると再び上昇基調に戻る可能性もある。ポンド・ドルは1.2570ドルから1.2636ドルまで上昇した。