4/29(土)は東京・京都・新潟の3場開催。28日正午時点の馬場状態は東京と京都が芝良・ダート稍重、新潟が芝・ダート共に良。天気は東京と新潟が晴れ時々曇り、京都が曇り一時雨の予報となっている。

■ダービーTR青葉賞
 東京11Rは芝2400mの青葉賞(GII)。2着までに日本ダービーの優先出走権が与えられるトライアルレースで、東京コースで連勝中のキタサンブラック産駒スキルヴィング、きょうだいにシュヴァルグランやヴィルシーナがいる良血馬グランヴィノス、大寒桜賞を勝ったヨリマルなどが激突する。

■新潟開催がスタート
 福島開催に替わり、本日より新潟開催がスタート。5月21日まで4週間の日程が組まれており、初日のメインはダート1800mの三条S(3勝)。3連勝中のキャリックアリード、同級で5戦連続馬券圏内のシダー、初ダートのオンリーオピニオンなどが出走する。

■朱雀Sでサトノレーヴが復帰
 京都11Rは芝1200mの朱雀S(3勝)。スプリント路線で活躍したハクサンムーンの弟サトノレーヴは7か月ぶりの休み明け。ここまで4戦3勝、2着1回と底を見せておらず、久々の昇級戦でも人気を背負うことになりそうだ。対するは、3連勝実績を持つミッキーハーモニーなど。

■府中Sにパラレルヴィジョンなど
 東京10Rは芝2000mの府中S(3勝)。パラレルヴィジョンは中山の初富士Sで3着、阪神の難波Sで2着と昇級後は足踏みが続いているが、2戦2勝の東京コースで仕切り直し。鞍上はC.ルメール騎手。2勝クラスを4馬身差で勝ったレッドバリエンテ、昨年のプリンシパルS2着があるキングズパレスなどもオープン入りを狙う。

■矢車賞にサンスノーフレークなど
 京都9Rは芝2200mで行われる牝馬限定の3歳1勝クラス・矢車賞。サンスノーフレークは1走ごとに良化を見せ、前走の未勝利を4馬身差で圧勝。引き続き酒井学騎手とタッグを組み連勝を狙う。他には、バゴ産駒のツーエムルーイーなど。

■京都5Rでクロノジェネシスの妹がデビュー
 京都5Rで行われる芝1800mの3歳未勝利で、アースクロニクルが既走馬相手にデビュー。きょうだいにクロノジェネシス、ノームコアとGI馬が2頭いるモーリス産駒の牝馬。調教では1勝クラス馬に先着しており仕上がりは良さそうだ。鞍上は団野大成騎手。

■京都3Rでグレナディアガーズの妹が初陣
 京都3Rで組まれている芝1600mの牝馬限定3歳未勝利で、GI馬グレナディアガーズを兄に持つロードカナロア産駒ソパーズレーンが初出走。調教では素軽さを見せており、既走馬相手でも期待できそうだ。鞍上は藤岡康太騎手。

■ヒルノダカールなどが障害デビュー
 新潟4Rは障害未勝利。平地オープン馬のヒルノダカールをはじめ、出走11頭中8頭がここで障害デビューを迎える。

■柴山雄一騎手らが区切りの勝利まであとわずか
 柴山雄一騎手はJRA通算600勝まであと2勝で、本日は東京で3鞍に騎乗。津村明秀騎手はJRA通算600勝まであと2勝で、本日は東京で4鞍に騎乗。国分恭介騎手はJRA通算300勝まであと1勝で、本日は京都で5鞍に騎乗。五十嵐雄祐騎手はJRA通算200勝まであと1勝で、本日は新潟で2鞍に騎乗する。